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銃撃事件警官5人死亡 衝撃は全米に広がる

2016年07月10日

【新唐人2016年07月10日】

アメリカ南部テキサス州ダラス市で7日に発生した警官銃撃事件で、5人の警官が死亡し、7人の警官と2人の民間人が負傷した。警察はマイカ・ジョンソン容疑者(25)と銃撃戦になった後、立てこもった同容疑者をロボット起動による爆破で殺害した。

 

惨劇は近年頻発している白人警察官による黒人射殺事件への抗議デモが終了した直後に起こった。デモ会場付近に潜伏していたジョンソン容疑者がデモの警備に当たっていた警官に向かって発砲、5人が死亡し、7人が負傷、近くにいた民間人2人も負傷した。

 

警察の発表によれば、ジョンソン容疑者はアフリカ系アメリカ人で元陸軍兵士、アフガニスタンへの派兵経験がある。警官と銃撃戦になった際に、近年頻発している警官による黒人射殺事件に対する強い不満を表明し、「白人、とくに白人警官を殺す」と叫んだという。

 

デイビッド・ブラウン・ダラス警察局長:「我々の組織であるダラス警察がこのような被害を受けたことは非常に悲しいことだ。この街で起きた惨劇のショックを言葉で言い表すことはできない。ただ分かっていることは、このような分裂はやめなければならないということだ」。

 

アーネスト・ホワイトハウス報道官は「容疑者は国内外のどのテロ組織とも無関係であることが調査で判明している」と発表し、事件へのテロ組織の関与を否定した。

 

NATO首脳会議に出席するため欧州を訪問しているオバマ米大統領は、ローリングス・ダラス市長に電話で弔問の意を伝え、最近発生している一連の問題はある特定の人種に関する問題ではなく、アメリカ全体の問題だと述べた。

 

リンチ米司法長官:「(人種問題をめぐる)このような感情は理解できるし、一定の道理もある。しかし暴力によって問題解決をはかることは絶対にあってはならない。暴力ではなく、冷静に平和的に互いに協力し合ってこそ問題を解決できる」。

 

ダラス市では事件発生翌日の9日、ローリングス市長と住民数百名は事件犠牲者への追悼集会に参加した。

 

事件の衝撃は全米に広がっている。

 

「とても悲しいことで心を砕かれた」(ワシントンDC在住のキム・ヘルナンデスさん)、「本当に恐ろしいことで、どう解釈していいか分からない。10歳の息子に、最近の警官が加害者である事件と今回の警官が被害者となった事件について、説明ができない」(ワシントンDC在住のクリスティン・フランクリンさん)などの声が挙がっている。

 

事件を受けて、ニューヨーク警察は抗議活動の現場への警官増員や警察管轄区域での警備強化、警官の執務時の単独行動の禁止など安全対策を強化している。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/09/a1275282.html(中国語)

 

(翻訳/白白 映像編集/李)

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